2023年度緊急対応技能コンクールを廿日市工場で開催しました。
廿日市工場では、特定送配電事業など工場の役割が拡大する中で、現状の要員でガス・電気の安定供給を継続すべく、オペレーターの緊急対応能力の向上がこれまで以上に求められています。
本コンクールは、競技を通じて自身の緊急対応能力を自覚し、個々の技能向上に繋げていくことを目的に2014年度から開催しており、今回で10回目となります。競技は、1組3名で構成する4組の交替勤務チームと日勤チームが参加し、訓練シミュレーターにより競技課題である3件の故障トラブルを発生させ、チーム内の連携や状況判断、ガス製造継続・復旧などのオペレーションの妥当性や正確性、迅速性などを競いました。
各チームとも、指差呼称、基本操作を徹底し、日頃の訓練の成果を発揮しました。高評価のチームが多く、審査は難航しましたが「最優秀賞」「優秀賞」の2組を表彰しました。
今後も訓練シミュレーターを活用した日常訓練を継続し、緊急時の対応能力の向上に努めてまいります。