当社が共催している、子どもたちの好奇心と探求心を育てる体験型プログラム「スーパーサイエンスミュージアム（SSM）」（https://ssm-h.jp/）では、コジマホールディングス西区民文化センターにおいて「スーパーサイエンスミュージアム20周年特別講演会 未来を創る これからの環境×教育×科学」を開催しました。

本講演会には、一般聴講者約190名とSSM受講生など関係者を含め、約230名が参加し、3名の有識者による講演に耳を傾けられました。

獣医学がご専門の宮崎大学教授の保田昌宏先生は、アカウミガメの生態について研究する中で感じられている深刻な環境変化について解説し、「普段からごみを出さないようにすること、海をきれいにすることを心がけてほしい」と会場へ呼びかけられました。

比治山大学教授の鹿江宏明先生は教育の面から、AIの発展や世の中にあふれる情報の活用について、「AIは答えを知るためではなく、考える力を鍛えるために上手に活用するとよい」と話されました。

それぞれの講演を受け東京大学名誉教授の養老孟司先生は、ご自身の経験や歴史的背景も踏まえ「時代の大きな変化に備えて、自分の体や頭は健康で丈夫でなくてはならない」というメッセージで講演会を締めくくられました。

今後もSSMでは、科学の面白さに触れる機会を通じて子どもたちの好奇心を育む事業としてさまざまな講座を展開し、次世代教育の一層の充実に取り組んでまいります。