調理法の中で、忘れてならないのが、
「蒸す」
●ゆでるのとは違って、水の中に旨味や栄養が流れ出ないので、素材そのものの美味しさや、栄養を損なわない。
また、素材によっては味が濃厚になるものも。
●“ながら調理”ができるので、光熱費の節約になる。
●油を使わないので、体型や健康が気になる方にもオススメ!
●難しい技術は必要なく、簡単に、素材がやわらかく、美味しくなる。
…など、メリットもたくさんあります。
蒸し調理は、ソースを添えるだけで、美味しいおかずになりますよ。
オーブンやフライパンで作る料理を蒸し器に変えると、また違った食感になって、レパートリーが広がります。
以前ご紹介した「さくさくキッシュ」は、大きなボウルで蒸してもOKです。
(蒸しすぎるとすが立つので注意しましょう。)
特にオススメなのが、“ながら調理”。
ダイコンやカボチャなどの根菜を炊いている上に蒸し器を置いて、ジャガイモやサツマイモなどの別の料理を蒸すことができます。
キャベツなどの葉野菜ならすぐに火が通りますし、シュウマイなども、蒸気で蒸せば、ふっくら美味しくできあがりますね。
おでんなど、長時間火にかける料理は、そんな“ながら調理”にぴったり。
蒸し料理をするときは、ぜひ、献立の組み合わせを工夫して、「1度で2品」をめざしてみてはいかがでしょうか? |