復旧対策
- 二次災害を防ぐためにやむをえずガスの供給を停止した場合は、次の手順でガスの復旧作業を行います。復旧作業にあたっては、安全を最優先にできるだけ早く復旧できるよう効率よく作業を進めます。
- 導管網図面(マッピングシステム)
復旧にあたっては、ガスの供給を停止した区域(ブロック)を3,000~4,000戸単位で分割し、効率よく作業を進めます。また、分割はあらかじめ登録された導管網図面(マッピングシステム)によって迅速に確認することができます。
- 移動式ガス発生設備(CNG車)
病院などの重要施設への代替熱源を提供するための措置として、移動式ガス発生設備を現地へ配置し、臨時供給ができるようにしています。また、一般家庭用にカセットコンロなどを備蓄しています。
- 緊急保安車両
広島ガスでは、毎年1回全社防災訓練を実施しています。さらに、各行政機関が実施する防災訓練にも積極的に参加し、行政・地域と連携した防災対策に取り組んでいます。
- 防災訓練での仮設復旧作業
非常時はもとより、万一のガス漏れ通報などを『広島ガス保安指令センター』で24時間、365日受付け、ただちに通報現場へ急行する体制を整えています。 また、非常時の動員体制として、広島ガスの供給区域内で震度5弱以上の地震が発生した場合には、社員は休日・夜間を問わず自動出社することにしています。