広島ガス株式会社(本社:広島市南区、代表取締役社長 社長執行役員:松藤 研介)は、住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下村 真司)とパートナーを組み、LAES※1商用実証を共同実施することとしております※2が、「LAES商用実証プラント」建設予定地の広島ガス廿日市工場内において、設備オーナーである住友重機械工業株式会社主催による安全祈願祭および起工式が2023年10月19日に執り行われ、2025年の運転開始に向けて工事が開始されることとなりました。
本取り組みを通じて、両社は、今後需要の見込まれる蓄電市場を追求するとともに、LNG冷熱の有効活用により、環境負荷の低減とLAESの知見の集積に寄与することで、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

LAES商用実証プラント建設工事の安全祈願祭
【LAES商用実証の概要】

【設備の概要】
LAESシステム | クライオバッテリーTM |
---|---|
容量 | 4.99MW x 4時間貯蔵(充電4MW) |
電力市場 |
|
建設予定地 | 広島県廿日市市木材港南12番20号 |
運転開始予定 | 2025年(2023年10月現在) |
※1 LAESシステムは、以下の3つのプロセスから構成されています。
- ① 充電:オフピーク時の電力または余剰電力を利用し空気液化設備を作動させ、液体空気を生成します。
- ② エネルギー貯蔵:液体空気は低圧で断熱されたタンクに貯蔵されます。
- ③ 放電:発生した高圧ガスがタービンと発電機を稼働し、電力を生成します。
※2 詳細については、2023年1月18日のプレスリリースをご参照ください。
https://www.hiroshima-gas.co.jp/com/w_new/release/2022/laes0118.htm
以 上