緊急対策

緊急対策
広島ガスの緊急対策は、ガスの製造設備からお客さまのご家庭にガスをお届けするガス導管に至るまでさまざまな地震に対する備えを行っています。

ガスの供給を停止するシステム


ガスの供給を停止するシステムイメージ

『第1次緊急停止』
地震計のSI値が設定された供給停止判断基準値以上を記録した場合、ただちに緊急しゃ断装置を遠隔操作し、ガスの供給を停止します。また、ガスの供給停止はあらかじめブロック化した範囲で行い、ガス供給を停止する地域を最小限に抑えます。

▼供給停止区域のブロック化

『第2次緊急停止』
緊急巡回点検での結果やガス漏えい通報の受付状況など、経時的に得られる被害状況を基に二次災害の発生の判断を行います。二次災害の発生が予測されると判断した場合は、第1次緊急停止と同様に、ただちにガスの供給を停止します。
『マイコン遮断』
ガス使用中に震度5程度以上の地震を感知したらマイコンメーターが自動的にお客さま宅のガスを止めます。 当社では例外を除き、このマイコンメーターを100%設置しています。

▼マイコンメーターの復帰手順

*SI値:Spectral Intensity の略で、地震によって一般的な構造物がどれくらい大きく揺れるかを表す指標です。 SI値が大きいほど構造物は大きく揺れることになり、被害が起こりやすくなります。

供給停止区域をあらかじめブロック化

SIセンサー
SIセンサー

広島ガスでは、広島地区を45ブロック、呉地区を8ブロック、尾道・三原地区を6ブロックの単位であらかじめブロック化しています。
万一のときは、被害の大きい区域を遠隔操作でガスの供給を停止します。
また、地震の強さと被害の程度を推測する地震計(SIセンサー)をブロック内に取り付けています。
※2023年3月31日現在

■各地区のブロックイメージ

各地区のブロックイメージ

地震災害時の情報収集と対策指示『災害対策本部』

■地震災害時の情報収集イメージ

地震災害時の情報収集と対策指示『災害対策本部』

広島ガスの地震・防災対策