プレスリリース

グリーンLPG生成に関する共同研究の開始について 2024年7月22日

 国立大学法人広島大学(学長:越智 光夫)、広島ガス株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:中川 智彦)および広島ガスプロパン株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:泉 博之)の3者は、このたび共同研究契約を締結し、今後、広島大学大学院先進理工系科学研究科の市川 貴之 教授(カーボンリサイクル実装プロジェクト研究センター長)と斉間 等 特命教授(自然科学研究支援開発センター)の下、脱炭素社会※1の実現に向けた新技術の共同研究に取り組むことに合意しました。

 今後、3者は、グリーンLPG※2生成技術について研究を進めることで、地元大学と地元企業の産学連携で地域の脱炭素化の可能性を追求してまいります。
 なお、共同研究期間は、2024年7月1日~2025年3月31日を予定しております。

 広島ガスグループは、マテリアリティ(重要課題)の一つとして「脱炭素社会への貢献」を掲げております。その取り組みの一環として、広島ガスでは、2022年8月から広島大学との共同研究を通じてe-methane(合成メタン)※3の製造に関する技術研究を進めております。
 本共同研究への参画等を通じて、都市ガスおよびプロパンガスのガス自体の脱炭素化の研究を前進させ、地域の皆さま、エネルギー業界をはじめとした業界団体、関連企業(メーカー等)、行政等と幅広く連携して、2050年カーボンニュートラル※4の実現に貢献してまいります。

※1 脱炭素社会・・・・・・・・・ 温室効果ガスの排出を抑止し、排出量を実質ゼロとする社会のこと。

※2 グリーンLPG・・・・・・・・ 生産から消費の過程で二酸化炭素の排出ゼロを達成するLPガスのこと。
今回のグリーンLPG生成技術は、水素(H2)またはアンモニア(NH3)と二酸化炭素(CO2)を使って、メタノール(CH3OH)を経由しLPGを生成する技術のこと。

※3 e-methane(合成メタン) ・・ 水素(H2)またはアンモニア(NH3)と二酸化炭素(CO2)から合成(メタネーション)されたメタンのこと。

※4 カーボンニュートラル・・・・ 温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること。

以 上

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