プレスリリース

国内の林地残材を利用したバイオマス発電事業の実施について 2025年3月28日

 当社は、本日、広島県廿日市市大野において、FIP制度※1を活用したバイオマス発電事業の実施に向けたプラント建設工事を開始いたしました。営業運転開始は2026年7月を予定しています。なお、当社グループ単独では初となるバイオマス発電事業であり、今後、本発電所を運営する会社を新たに設立する予定です。

 バイオマス発電は、生物資源(バイオマス)を燃料として利用し電気を生成する発電方式で、天候に左右されず、安定した再生可能エネルギー発電とされています。本事業では、燃料として国内の林地残材※2を中心に利用することで、適切な森林管理による森林保全に貢献するとともに、環境保全にもつなげてまいります。

 当社は、今後も再生可能エネルギーの普及拡大を通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

【バイオマス発電所の概要】

発電所名 大野浦バイオマス発電所
所在地 広島県廿日市市大野二丁目11-43
発電規模 1,990kW
想定発電量 約13,800MWh/年(一般家庭約3,200世帯分の年間電力使用量に相当)
想定CO2削減貢献量 約6,165t/年
営業運転開始 2026年7月(予定)
イメージ図

イメージ図



※1 FIP制度とは、再生可能エネルギー発電事業者が発電した電気を卸電力取引市場や相対取引で売電した場合に、電力広域的運営推進機関が発電事業者に対し、基準価格(FIP価格)と参照価格(市場取引等の期待収入)の差額をプレミアム(補助額)として交付する制度です。

※2 林地残材とは、立木を用材用の丸太として搬出した後に林内に残置される枝・葉や根株などの端材のことです。


以 上


What's New

BACK