広島ガス株式会社
山口県森林組合連合会

　広島ガス株式会社（代表取締役社長 社長執行役員：松藤 研介、以下「広島ガス」）と、山口県森林組合連合会（代表理事会長：金子 栄一、以下「山口県森連」）は、本日、山口県における森林の循環利用により、二酸化炭素の吸収や地域の環境保全に貢献することを目的とした協定を締結いたしました。

　広島ガスは、2019年11月の「このまち思い 広島ガスの森（広島市東区福田町）」の開設を皮切りに、広島県森林組合連合会との連携・協力協定の締結、広島県神石高原町の星居山国有林および石屋山国有林における林野庁との分収造林事業、竹原市仁賀町および北海道新ひだか町の森林購入など、森林保全事業を通じた直接的な二酸化炭素の吸収や中山間地域の活性化、バイオマス発電所における未利用木材の有効利用などに取り組んでまいりました。

　山口県森連は、森林所有者が組織する森林組合と連携して、森林の造成・育成から、伐採された原木の販売・加工まで総合的に取り組んでまいりました。近年では、戦後造林したスギ・ヒノキ人工林が本格的な利用期を迎え、「伐って、使って、植えて、育てる」森林資源の循環利用を推進しているところですが、木材価格の長期低迷や担い手の減少などにより、森林所有者や森林組合だけで森林整備を全て担っていくことが厳しくなってきています。

　本協定の締結を機に、広島ガス、山口県森連および各森林組合は、協働して森林の取得・植林を含めた森林保全、さらに未利用木材の有効利用などの森林循環利用に取り組み、山口県における中山間地域の活性化、SDGs達成やカーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

以　上