プレスリリース

カーボンニュートラル実現に資する共同研究の開始について 2022年9月20日

 国立大学法人広島大学(学長:越智光夫)と広島ガス株式会社(代表取締役社長 社長執行役員:松藤研介)は、このたび共同研究契約を締結し、今後、広島大学大学院先進理工系科学研究科の市川貴之 教授(カーボンリサイクル実装プロジェクト研究センター長)と斉間等 特任教授(自然科学研究支援開発センター)の下、脱炭素社会の実現に向けた新技術の研究に取り組むことに合意しました。

 本研究において、2030年までに都市ガスの主成分であるメタンを製造するメタネーションの効率的な技術について研究を進めることで、地元大学と地元企業の産学連携で地域の脱炭素化の可能性を追求してまいります。
 広島ガスグループは、昨年11月に公表した「2050年カーボンニュートラルへの取り組み」を通じて、地域の皆さま、エネルギー業界をはじめとした業界団体、関連企業(メーカー等)、行政等と幅広く連携して、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

 また、広島大学は2030年までに通勤・通学を含めたキャンパスで使うエネルギーのカーボンニュートラル化を宣言すると共に、研究・教育を通じてカーボンニュートラル社会の実現に資する技術開発・人材育成に努めて参ります。 

※水素(H2)またはアンモニア(NH3)と二酸化炭素(CO2)を使って、メタン(CH4)を合成する技術。この技術で製造されたメタンを都市ガス原料として利用した場合、CO2の排出量は実質ゼロとなる。基本的技術は確立されており、今後、実用化に向けた技術開発が必要とされている。

以 上


本件のお問い合わせ先
国立大学法人広島大学 市川・斉間 TEL 082-424-4315
広島ガス株式会社 総務部広報室 TEL 082-252-3000

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