プレスリリース

「エネファームtypeS」余剰電力買取サービスの開始について 2018年11月1日

 当社は、新サービスとなるアイシン精機株式会社製の家庭用燃料電池「エネファームtypeS」で発電した余剰電力の買取サービスの提供に関して、小売電気事業者である三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、以下「三井物産」)と平成31年4月からの余剰電力買取サービス提供を開始することといたしました。
 これまで、「エネファームtypeS」が発電した電力は、設置されたお客さま宅内のみで利用しておりましたが、今回の余剰電力買取サービスでは、お客さま宅で利用しなかった電力(余剰電力)を当社が「取次事業者」として買い取り、三井物産へ販売します。
 これにより、「エネファームtypeS」による従来の光熱費削減効果、CO2削減効果に加え、さらに経済性、環境性を高めることができます。
 この余剰電力買取サービスは、平成31年1月から当社にて申し込みを受け付け、平成31年4月から順次開始する予定です。
 当社は、これらの活動を通じ、エネファームの普及拡大を推進し、お客さまへのサービス向上と地域社会に貢献してまいります。

1.余剰電力買取サービスの概要

図1.運転イメージ

図2.電力買取イメージ

※当社との都市ガス契約を必須とします。
※太陽光発電設備を併設されている場合は買い取りできません。
※その他ご利用条件に関しては、余剰電力買取サービス受付開始時にご案内します。
※お客さまの設備状況によっては買取できない場合もございます。



2.「エネファームtypeS」と「エネファーム」の比較
  エネファームtypeS エネファーム
作動温度 約700℃〜750℃
(高温で動作するため発電効率が高い)
約60℃〜80℃
電池の種類 固体酸化物形(SOFC) 固体高分子形(PEFC)
電解質 セラミックス 高分子膜
発電効率 46.9%(52%) 35.2%(39%)

※( )内の数値は、LHV(低位発熱量)基準



3.「エネファームtypeS」の仕様(自立運転機能付き)
発売日 平成30年4月1日
外観
燃料電池発電ユニット
FCCS07B2NJ
補助熱源機
FT4218ARSAW6CZ
発電出力 50〜700W
効率 高位発熱量基準 総合効率78.5% 定格発電効率46.9%
定位発熱量基準 総合効率87%  定格発電効率52%
貯湯タンク容量 28ℓ
外形
寸法
燃料電池ユニット 高さ1220mm×幅780mm×奥行330mm
補助熱源機 高さ750mm×幅480mm×奥行240mm
質量 燃料電池ユニット 106kg
補助熱源機 38kg
メンテナンスサービス 10年間


以 上



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