これまで、「エネファームtypeS」が発電した電力は、設置されたお客さま宅内のみで利用しておりましたが、今回の余剰電力買取サービスでは、お客さま宅で利用しなかった電力(余剰電力)を当社が「取次事業者」として買い取り、三井物産へ販売します。
これにより、「エネファームtypeS」による従来の光熱費削減効果、CO2削減効果に加え、さらに経済性、環境性を高めることができます。
この余剰電力買取サービスは、平成31年1月から当社にて申し込みを受け付け、平成31年4月から順次開始する予定です。
当社は、これらの活動を通じ、エネファームの普及拡大を推進し、お客さまへのサービス向上と地域社会に貢献してまいります。
1.余剰電力買取サービスの概要
図1.運転イメージ
図2.電力買取イメージ
※当社との都市ガス契約を必須とします。
※太陽光発電設備を併設されている場合は買い取りできません。
※その他ご利用条件に関しては、余剰電力買取サービス受付開始時にご案内します。
※お客さまの設備状況によっては買取できない場合もございます。
2.「エネファームtypeS」と「エネファーム」の比較
エネファームtypeS | エネファーム | |
---|---|---|
作動温度 | 約700℃〜750℃ (高温で動作するため発電効率が高い) |
約60℃〜80℃ |
電池の種類 | 固体酸化物形(SOFC) | 固体高分子形(PEFC) |
電解質 | セラミックス | 高分子膜 |
発電効率 | 46.9%(52%)※ | 35.2%(39%)※ |
※( )内の数値は、LHV(低位発熱量)基準
3.「エネファームtypeS」の仕様(自立運転機能付き)
発売日 | 平成30年4月1日 | |
外観 | ![]() 燃料電池発電ユニット
FCCS07B2NJ 補助熱源機 FT4218ARSAW6CZ |
|
発電出力 | 50〜700W | |
効率 | 高位発熱量基準 | 総合効率78.5% 定格発電効率46.9% |
定位発熱量基準 | 総合効率87% 定格発電効率52% | |
貯湯タンク容量 | 28ℓ | |
外形 寸法 |
燃料電池ユニット | 高さ1220mm×幅780mm×奥行330mm |
補助熱源機 | 高さ750mm×幅480mm×奥行240mm | |
質量 | 燃料電池ユニット | 106kg |
補助熱源機 | 38kg | |
メンテナンスサービス | 10年間 |
以 上