(なお、可部地区、熊野地区における標準熱量は現行と同じ100.4652メガジュールのままで変更は行いません。)
1.標準熱量変更の目的
都市ガスを製造する過程において、海外から輸入した液化天然ガス(LNG)に、熱量の高い液化石油ガス(LPG)を添加し、発熱量を1m3あたり46.04655メガジュールに調整したのち、お客さまにガスを供給しております。近年、LPG価格がLNG価格に比べて割高に推移していることから、増熱用のLPGの使用比率を低減し、供給するガスの標準熱量を1m3あたり45メガジュールに引き下げることによって、原料コストの低減を図ることといたしました。
なお、熱量変更に伴うコストダウンの成果についてはお客さまに還元させていただきます。今後、供給するガスの標準熱量およびガス料金について供給約款等を変更する予定です。
2.ガス機器への影響
供給する都市ガスの種類は、現行と同じ「13A」のままであり、現在お使いのガス機器は、これまでどおりご使用になれます。しかしながら、工業用・業務用のお客さまがご使用のごく一部のガス機器につきましては、熱量変更に伴う調整作業が必要となる場合があります。今後、対象となるガス機器をお使いのお客さまには、当社から個別にご連絡し、ご協力をいただきながら調査ならびに調整作業を進めてまいります。
今後も、ガス料金の低減に向けて引き続き効率化を推進していく所存でございますので、一層のご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます。以 上