プレスリリース
サハリンIIプロジェクトからのLNG初受入のお知らせ 2009年4月28日

 本日広島ガスはサハリン・エナジー・インベストメント(SEIC)社が進めるサハリンIIプロジェクトからのLNGを、当社廿日市工場に初めて受入れいたしました。

 本LNGは、当社と株式会社商船三井が共同保有するLNG船「SUN ARROWS号」によって輸送されました。同船は4月22日、ロシア連邦サハリン州プリゴロドノエ港においてLNGを積込み、本日廿日市工場に入港、LNGを荷揚げいたしました。今回輸送されたLNGは約8,500トンとなっております。

 当社は2006年4月20日、SEIC社と売買契約を締結しております。日本から地理的に近いサハリンからのLNG導入は、今後のさらなる供給安定性向上につながるものと考えております。


参考1 〈サハリン・エナジー・インベストメント社の概要〉
  会社名: Sakhalin Energy Investment Company Ltd.
設  立: 1994年4月
本社所在地: ロシア連邦サハリン州ユジノサハリンスク市
社長(CEO) : Ian Craig(イアン・クレイグ)
株    主 : ガスプロム(50%+1株)
: シェル・サハリン・ホールディングスB.V.(ロイヤル・ダッチ/シェル子会社)(27.5%-1株)
: ミツイ・サハリン・ホールディングスB.V.(三井物産子会社)(12.5%)
: ダイヤモンド・ガス・サハリンB.V.(三菱商事子会社)(10%)
 
参考2 〈サハリンIIプロジェクトの概要〉
  事業主体: サハリン・エナジー・インベストメント社
鉱   区: ピルトン・アストフスコエ、ルンスコエ
天然ガス推定可採埋蔵量: 約3億4千万トン(LNG換算)
生産規模: 960万トン/年(480万トン/年×2系列)

 
参考3 〈サハリンIIプロジェクトからの購入に関する契約〉
 
契約当事者: 売主 サハリン・エナジー・インベストメント社
買主 広島ガス株式会社
契約期間: 2008年度から20年間
契約数量: 最大21万トン/年
受渡条件: 全量FOB(本船渡し)
 
参考4 〈サハリン島概略図〉
  サハリン島概略図


BACK

広島ガス株式会社
HIROSHIMA GAS Co.,Ltd