当社は、将来のLNG需要増に対応するため、当社と株式会社商船三井が50%ずつ出資する合弁会社(Maple LNG Transport Inc.社)を通じ、株式会社川崎造船とLNG運搬船を建造してまいりました。本日、株式会社川崎造船坂出工場の構内において、本船の命名式を行いました。
船名は、「サン アローズ(SUN ARROWS)」*で、Maple LNG Transport Inc.社が所有し、広島ガスの調達するLNG輸送などに活用してまいります。
なお、サハリンへの航行に対応するため、本船は耐氷仕様に船体を補強しているほか、可変ピッチプロペラを採用することで、氷海域における航行性能を向上させています。また、本船の運航については、株式会社商船三井に委託します。
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「サン」は英語で太陽、「アローズ」は英語で矢を表します。既存のLNG船「スリヤ アキ」および「スリヤ サツマ」の「スリヤ」はインドネシア語で太陽を意味しており、姉妹船であるという気持ちも込めて、同様に太陽を意味する語句を採用しました。
また、「サンアローズ」は、毛利元就でおなじみの「3本の矢」をイメージし、ガスをご利用のお客さま・LNG売主・LNG買主の3者が一体となって発展していく願いも込められています。
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