本日、廿日市工場No.2LNG貯槽が
竣工を迎えました

 広島ガスでは、廿日市工場においてNO.2LNG貯槽の建設工事を進めていましたが、この度工事が完了し、本日、竣工を迎える運びとなりました。当貯槽工事は、平成11年5月に着工して以来4年4カ月という長期間にわたる工事でしたが、無事故無災害で工事を完了することができました。当貯槽の完成により、LNG貯槽は2基体制となり、LNG年間取扱量約50万トンまで対応することが可能となりました。
 平成8年にNo.1LNG貯槽を竣工させ廿日市工場を稼動させましたが、No.2LNG貯槽を建設するにあたり、さらなるコストダウン、稼動中の工場内での狭い作業エリア、限られた建設工期に対応する必要がありました。そのため各工事(土木工事、機械工事)で最新の技術を採用してコストダウンを実現、工期にも制約がある中、No.1LNG貯槽とほぼ同じ工期、52カ月で工事を完了することができました。

1. 設備概要
設備概要<図> 廿日市工場No.2LNG貯槽
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LNG貯槽形式 地中式(ピットイン式)LNG貯槽(*)
貯槽本体:金属製二重殻平底円筒タンク
貯槽容量 85,000kl
材質
ピット
内 槽
外 槽
 鉄筋コンクリート造
 9%Ni 鋼
 炭素鋼
(*)本形式は国内では当社が初めて採用したものになります。

2. 建設工事について
土木工事
機械工事
試 運 転
竣  工
平成11年5月〜平成13年6月
平成13年7月〜平成15年6月
平成15年7月〜平成15年8月
平成15年9月
工事請負先
土木施工:大林・鹿島・清水共同企業体
貯槽施工:川崎重工業株式会社

以上


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広島ガス株式会社
HIROSHIMA GAS Co.,Ltd