![]() | 本日、空気の力を利用した 屋根浮上工事を行いました! (廿日市工場 NO.2LNG貯槽建設工事) |
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広島ガスでは、お客さまへの安定供給の確保と天然ガスの需要増に対応するため、天然ガス製造の主力工場である廿日市工場において1999年5月から2基目のLNG貯槽の建設を進めています。 工事は、2001年7月に貯槽の基礎など土木工事を終了し、引き続き貯槽本体工事を進めてきましたが、本日、貯槽屋根を空気の力を利用して所定の高さまで浮上・固定する、屋根浮上(エアーレイジング)工事を行いました。 |
1. | 全体工事概要
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2. | 屋根浮上工事概要
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3. | 今後の予定
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<参考1.LNGとは> | ||||||||||||||||||
LNG(液化天然ガス)とは、メタンを主成分とし、不純物をほとんど含まないクリーンなエネルギーです。燃料として使用した場合、有害な硫黄酸化物(SOx)やばいじんを発生することがなく、窒素酸化物(NOx)も他燃料に比べ極めて少量です。二酸化炭素(CO2)も化石燃料中で最も少なく、地球にやさしいエネルギーといえます。 LNGは、採取された天然ガスを産ガス地で精製・液化したもので、温度が約−160℃と極低温であることから、特別のタンカーやタンク施設で輸送・貯蔵する必要があります。 広島ガスでは、このLNGを専用タンカーでインドネシアから受入れ、廿日市工場で再び天然ガスに戻し、都市ガスとしてお客さまのもとへお届けしています。 | ||||||||||||||||||
<参考2.ピットイン式LNG貯槽とは> | ||||||||||||||||||
LNGは、温度が約−160℃と極低温であることから、これに対応した2重構造の断熱性タンクに貯蔵する必要があります。 大型のLNG貯槽では、下図に示した地上式または地下式とよばれる方式が一般的ですが、廿日市工場では、地中に構築したピットの中に地上式貯槽を収納した、ピットイン式貯槽(国内唯一の型式)を以下の理由により採用しています。
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地上式![]() 地下式 ![]() |
ピットイン式![]() |