去る6月10日(木)〜14日(月)の5日間にわたり、京都府長岡京市西山公園体育館を主会場として行われた「労働大臣杯 第49回全日本実業団バドミントン選手権大会」において、広島ガスバドミントン部が日本リーグ1部勢を相手に堂々と渡り合い、女子の部3位(ベスト4)という成績を残しました。
創部以来4年連続ベスト16に入り、シード権を維持している当チーム。今年こそベスト8という意気込みで京都府入りし、組み合わせ抽選。結果、初戦(11日、3回戦)の相手は、昨年の日本リーグ2部で、唯一当チームを上回る成績(1位)を残したNTT北海道。好敵手の初戦からの登場に、選手たちの闘争心に火がつき、2ダブルス3シングルスで戦うこの試合、ダブルスで連敗という劣勢をものともせず、シングルスで3連勝しベスト16入り、勢いに乗ることができました。
 ヨネックス戦 渡辺のスマッシュがうなる。 |
明けて13日、いよいよベスト8入りの試合、相手は名門ヨネックス(日本リーグ1部4位)、前日の余勢をかってこの試合は、第1ダブルスを落としたものの第2ダブルスから第2シングルスまで3連取、3対1で快勝。初のベスト8入り。
続く第5回戦(準々決勝)、相手はベスト電器(日本リーグ1部7位)。強力なダブルス陣を持つ同チームに対し広島ガスシングルス陣がどう勝ち星を重ねるかが注目された。結果、善戦したもののダブルス2つを落とし、いよいよシングルス3本柱が登場、キャプテン吉川に続き、松本、渡辺が落ち着いた試合運びで3連勝。奇跡的に土壇場から生き返る広島ガスのパターンが確立。これでベスト4入り。
 三協アルミ戦 強豪相手に一矢報いた(吉川)。 |
最終日準決勝、三協アルミ(日本リーグ1部1位)戦。この試合も、ダブルス2つを落としてから、第1シングルス吉川が勝ち、またもや広島ガスの必勝パターンかと思われたが、やはり地力に勝る三協アルミの前に第2シングルスで力尽きました。
この大会の表彰式後、大会役員が握手を求めに、広島ガスの選手たちのもとに訪れたように、強豪相手に一歩も引くことなく、思いっきり京都の地ではじけた広島ガス6人娘に、惜しみない賞賛が贈られていました。なお、女子の部の優勝は三洋電機の4連覇で、幕を閉じました。
詳しい結果は以下のとおりです。(女子の部、関係分)
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