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● 火の発見 ● 大昔の人は落雷によっておこる山火事や火山の爆発で火と いうものを知ったといわれています。 人間は火を上手に利用することで、大きなエネルギーを使え るようになったのです。 『火をとっておけば、暗い夜や寒い時に便利じゃないかな』 『そうだ、火を木に移して消さずにおこう』 『あれ、火で焼けた食べ物はやわらかくておいしいぞ』 『焼けた粘土の茶碗ががちがちに固まっている!』 ![]() 土器を作ったり、その土器を使ってお湯をわ かしたり、獲物を煮て食べることを知ったの です。 |
● 火の利用 ● そして、『山火事を待つより、自分たちで火をつくれない かな』という思いからやがて人間は火打ち石を打ち合わせて 火花をおこし、その火花を燃えやすいものにあてて火をおこ すことを考えだしました。また、木と木をこすって熱し、火 を作ったりしました。 ![]() から50万年くらい前にさかのぼるといわれ、 北京原人は火を暖房や料理に利用していま した。 |
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