book
book story_s.gif
1px.gif
 10 癒しの色「グリーン」

★視覚からの情報のほとんどが、色からの情報といっても過言ではないように思います。意識する、しないはどうあれ、この季節の木々の美しい緑に心を救われている人は多いはずです。厳しい冬に耐えて、再び見ることができた新芽の緑。それに春が来たことを知り、「時は巡る」という感動を味わう素晴らしさ。季節の変化がきわめて少ない常夏の国に住む人々は、年中花や緑に囲まれた風景の中で暮らしているためか、私たちのような緑に対しての強い思いは持っていないと聞きます。確かに日本人は、木々のあり様に自分の人生を重ね合わせる民族だといわれています。「苦労のあとに花が咲く」とか、「努力してこそ実となる」と言えば誰しもが思い当たるのではないでしょうか。良いも悪いも日本人独特の発想と言えます。
★コンクリートやアスファルトのすき間からのぞく雑草に、見入ってしまうことがよくあります。見知らぬ小さな草花に、何とも言えない「生命力」を感じ、エネルギーを貰った気がすることもありますよね。
「やすらぎ」を求めて
★緑色は自然の緑を連想させ、緊張させることなく人にやすらぎを与える色彩です。いたわり、協調などの心理状態と深い関連を持つことから、まさに癒しの色といっていいでしょう。眠れないとお悩みの方は、うすいグリーンのシーツに変えてみてください。広大な草原に寝転がっているかのような気分になれます。色の持つ生理作用が、あなたに催眠術をかけてくれるのです。そうしてゆっくりとゆっくりと開放された後には、さわやかな発想が芽生えてきます。
★ここ何年もブームになっている「ガーデニング」も考えようによっては、人々が本能的に癒されるものを求めて広がったものではないか、と思います。土に触れ、緑を植えて水をやる。そして育っていくのを楽しみながら見守るというシンプルな作業に、今、人々の心は傾いています。これをひとつの単なるブームとして終わらせるのではなく、セルフプロデュースの手段として、あなた自身のなかに取り込んでほしいものです。

BACK

広島ガス株式会社
HIROSHIMA GAS Co.,Ltd