原料費調整制度

 原料費調整(スライド)制度は、原料価格の変動に応じて、一定期間ごとに単位料金(1立方メートルあたりの単価)を調整する制度です。原料価格は為替レートや原油価格の動き等により変化しますが原料費調整制度は、こうした経済情勢をすみやかにガス料金に反映させることを目的とした制度です。

  当社では基準平均原料価格と3か月の平均原料価格(LNG、プロパン、ブタンの輸入価格<貿易統計実績> により算定)とを比較して単位料金を調整します。調整額は、基準平均原料価格( 53,280円 /トン)と平均原料価格の差額 100円につき0.082円(45メガジュール地区の場合)となります。
原料価格のガス料金への反映方法
基準平均原料価格
基準平均原料価格 53,280円/トン
原料費調整による単位料金調整額
単位料金調整額(円/m3)= (平均原料価格(円/トン)-基準平均原料価格(円/トン))
÷100×0.082×(1+消費税率)
月々のガス料金への反映
ガス料金 = 基本料金 + (基準単位料金 + 単位料金調整額) × ご使用量
(円)   (円)   (円/m3   (円/m3   (m3
(基準単位料金+単位料金調整額)=単位料金


広島ガス株式会社
HIROSHIMA GAS Co.,Ltd