広島ガスからのお知らせ
経営効率化目標の達成状況について(平成22年度実績) 2011年5月11日

 当社は、経営効率化目標として、平成21年度から平成23年度までの3ヶ年について下記の目標を掲げ、活動を進めてまいりました。

1.要員の効率化

(1)効率化目標の内容
 安定供給や保安の確保、お客さまサービスの向上などの増加要因はありますが、業務の効率化に努めることにより、従業員数について平成20年度末(639名)を下回る水準を目指します。


(2)平成22年度の取組み状況
 業務の効率化による要員の抑制に努めましたが、お客さま接点業務の強化等のため、平成22年度末の従業員数は、平成20年度末比で17名増の656名となりました。


【従業員数実績】
平成20年度末 平成22年度末
639名 656名 +17名

2.設備投資の抑制

(1)効率化目標の内容
 設備投資の実施においては、新工法・新技術の採用や仕様の見直し等によるコスト削減に努め、設備投資額を各年度の内部調達額以内に抑制します。


(2)平成22年度の取組み状況
 平成22年度の設備投資額は、内部調達額以内である35億円となり、目標を達成しました。


【設備投資額実績】
  22年度実績
内部調達額 82億円
設備投資額 35億円
※内部調達額=当期純利益+減価償却費−配当

3.保安・サービスの向上

(1)効率化目標の内容
1) 保安施策の推進
 保安の確保は、お客さまに安心してガスをご使用いただくためのガス事業者の使命であり、製造・供給からお客さま先に至るまでの保安水準の維持・向上に努めます。

2) お客さまサービスの向上
 お客さまサービスのさらなる向上を目指し、さまざまな接点業務を通じて、個々のお客さまのニーズにお応えしていく活動を推進します。

3) 環境問題への取組み
 クリーンで環境負荷に貢献できる天然ガスの普及促進を基本とし、広島ガスグループの事業活動における環境保全活動を推進するとともに、お客さま先における環境負荷の改善に貢献できるエネルギーシステムの提案活動を推進します。


(2)平成22年度の取組み状況
1) 保安施策の推進

・ 経年ガス導管(本支管)の計画的な改修を継続的に実施するとともに、お客さま先の経年埋設管(白ガス管)について取替・改善活動を推進しました。

・ 不良給排気対策の推進および安全機器の普及活動を推進しました。


2) お客さまサービスの向上

・ 個々のお客さまニーズにお応えするため、個別訪問活動を展開するなど、お客さまサービスの向上に努めました。

・ お客さまニーズに応じた家庭用選択約款の普及促進を図りました。


【参考】家庭用選択約款の普及状況
  20年度実績 21年度実績 22年度実績
選択約款増加件数(件) 5,762 4,246 4,226
家庭用選択約款 普及率 12.5% 13.7% 15.0%

3) 環境問題への取組み

・ 環境負荷低減に資する天然ガスの普及拡大、並びに「エコジョーズ」等の高効率機器やCO2排出量の削減に資する家庭用燃料電池「エネファーム」の普及促進を図りました。

・ 環境行動指針・環境目標に沿った、より体系的な活動を社内外で展開するとともに、環境関連情報の公開を推進しました。



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広島ガス株式会社
HIROSHIMA GAS Co.,Ltd