風の利用

館長 帆掛け船  

 風の利用 
 ボートを漕ぐときに、強い向かい風のときと追い風のときでは、追い風の方が断然楽に漕ぐことが出来ます。
風が進むのを助けてくれているからです。
そこで、風で船を走らせるには風を集める道具がいる・・・ということから帆が考えだされました。
エジプト、メソポタミアにおいて紀元前3000年以前に、地中海東部の人々は船に帆をつけはじめました。 マストの受け口とロープを通す穴もついていました。
 帆船以外に風の力を利用しているものは風車です。人々は羽根の数や向き、大きさを変えてよく回って強い力をだす風車をつくり仕事に使えるようにしました。 紀元前3600年頃のエジプトでは、地下水の用水や耕地のかんがいに風車が利用されていたと言われています。


BACK

広島ガス株式会社
HIROSHIMA GAS Co.,Ltd