メリット

天然ガスは、石油や石炭系燃料に比べ二酸化炭素の発生量が少なく、液化の過程で硫黄分などの不純物が完全に取り除かれるので、とてもクリーンなエネルギーです。
しかも、その成分は、メタンがほとんどで、一酸化炭素を全く含んでいないため、生ガス中毒も起こらない安全なエネルギーです。
天然ガスは、中近東に偏在する石油とは異なり、広く世界に分布しています。可採年数（確認埋蔵量÷年間生産量）は、現在確認されているだけでも、石油の約45年に比べ、天然ガスは約65年と長く、新しいガス田の発見により、その年数も伸びています。
また、産出国との輸入契約に基づき、将来にわたり安定して確保することができます。
熱量は、従来のガスの約2.4倍もあります。
このため、ガスパイプ、ガスタンクなどの既設の設備が従来の2倍以上に活用できます。
従って、過密化した都市においても、安定して都市ガスをお届けできるのです。
天然ガスへの転換は、大都市圏を中心に全国に広がっています。
更に転換が進めば、他都市に引っ越しても、ガス器具の調整や買い替えの必要がなくなり、経済的に便利です。

	天然ガスのメリット
	天然ガスの環境改善貢献度（他原料比較）
	メリット（熱量は2.4倍）
	全国の都市ガス原料構成
	一次エネルギー供給の推進と長期エネルギー需給見通し
	天然ガス自動車
	天然ガス受入れ基地