地域冷暖房タイトル

■地域冷暖房とは
通常、建物の冷暖房はそれぞれの建物で個別に行われますが、地域冷暖房は、中央プラント(エネルギーセンター)で冷暖房・給湯用の熱媒(蒸気・温水あるいは冷水など)をつくり、配管によって一定地域内の建物群に供給するシステムです。都市ガスによる基本的な地域冷暖房の場合、中央プラントには「ガスボイラーと蒸気吸収冷凍機」を設置し、熱媒を製造します。最近ではコージェネレーションシステムを組み込んだものも、増えています。
■地域冷暖房のメリット
  • エネルギーの有効利用
    機器の大型化により機器効率が向上し、エネルギーを効率的に利用できます。
  • 環境保全
    熱発生源を1カ所に集中できることから、排気対策や良質燃料への転換などが図りやすく、環境改善に効果があります。
  • 安全性の向上
    建物ごとの危険物の貯蔵および取扱いも不要となる上、タンクローリー車などの減少もはかれ、安全性が高まります。
  • 省エネルギー
    建物ごとの冷暖房負荷はピーク時がずれるため、エネルギーセンターの設備能力としては各ビルの最大負荷の合計よりも小さくてすみます。
供給対象建物イメージ


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広島ガス株式会社
HIROSHIMA GAS Co.,Ltd