■GHPとは |
GHP(ガスエンジン・ヒートポンプの略)は室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動し、ヒートポンプ運転によって冷暖房を行う空調システムです。 |
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■ヒートポンプのしくみ
一般に液体が気化する時にはまわりの熱を奪い、液化するときには熱が発生するという性質があります。この気化と液化のサイクルを強制的に繰り返すことで、夏は室内の熱を室外に汲み出し、冬は外気の熱を室内に汲み入れることができます。これによって冷暖房が可能となるわけです。 |
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■GHPのメリット |
- 地球に優しい天然ガスを主燃料としているので、天然ガスのメリットを夏の暑い季節にもフルに活用できます。
- GHPはガスエンジンの排熱を暖房に利用しているため、同じ馬力のEHP(電気モーター・ヒートポンプの略)に比べ1.4〜1.6倍の暖房能力があります。
- GHPはガスエンジンの排熱を利用しているので、立ち上がりが早く、室温をすばやく快適温度にします。
- EHPは暖房時も霜取り運転を行うため、一時的に冷房運転を行わなければなりませんが、GHPは霜取り運転が不要です。
- GHPの消費電力はEHPの約1/10で済み、契約電力も下げることができ、さらにガス料金は割安なGHP料金を適用することができるなど、低ランニングコストが自慢です。
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